ボーイスカウト吹田2団【平成17年2月22日発行】
第169号
1月15日 大阪市立科学館 見学 ビーバー隊
ビーバーが発隊して3回目の科学館見学になります。
前日は雨だったが、今日は良い天気になった。
館内は寒くはないが、途中歩いていくときが寒いとつらい、でも今日は暖かくて良かった。
10時開館だと思っていたら、9時30分開館だった。
まだお客さんは少ない・時間があればプラネタリウムに入ろう・。
入り口を入ってすぐの所に、宇宙飛行士に顔のところだけが切り抜いてある
顔だけ覗かせば僕も宇宙飛行士・・・・・写真が撮れる。
「道」 一休禅師
この道を往けばどうなるものか
危ぶむなかれ
踏みだせば
その一歩が 道となる
迷わず 往けよ
往けば わかる
スカウト活動のフィールドは野外・屋外である。それを抜きにはスカウト活動はない。
近年世の中が物の豊かさと・利便性に恵まれて、野外活動とはいえ装備の充実と便利さに慣れてしまい、家庭生活の延長線上のようなアウトドアと称するものがはびこり自然ライフを満喫したような風潮がある。
それがスカウト活動にも蔓延していないか。
資材は、スカウトの身辺・個人装備以外は自動車運搬もしくは運送業者に委託。スカウトの移動には、冷暖房のバス・自動車を使う。シドウシャのしんどさと煩わしさの軽減とスカウト道への情熱の無さといい加減さがあるのではないか。
運搬と移動はスカウト活動とは直接関係がないと思っていないか。シンドサと辛さと単純作業ほど、自分と向き合う「人間道」がある。その作業と行動に意味付けすることにこそ、志動(導)者の真骨頂であり、自らが汗を流した後にできる道にシッカリと踏み込まれた自らの足跡が残るのである。
この道はどこに・どのように・どこまでも続いているのか? それがわかってしまえば楽しくない。
「どうなるのか?」にこそ、スカウト活動のワクワク・ドキドキ感を駆り立てて、「危ぶむ」なかに好奇心・冒険心が芽生えて征服していくことの喜びを満喫できる。そんなプログラムにスカウトは、いそいそと駆け参じるに違いない。