ボーイスカウト吹田2団【平成14年8月8日発行】
第127号


ピンチはチャンス! 団委員長 藤井武司

隊あるいは、日常生活の中で物事を行なった時、その成果には必ず「光」と「陰」が有ります。
光(誉(ホマ)れ)の部分を見るか、それとも陰(貶(ケナ)し)の部分を見るかで全ては大きく変わります。
たとえば、1つのミスが原因で物事がメチャメチャになったとします。
ピンチです。
そのミスを良き教訓として次の機会に活かそうとするのと、また同じミスを犯すのではとビクビクしているのとでは、両者の間に大きい違いが生じてしまいます。
難しいことに直面した時、その原因を素直に認め、以後起こさないように努力することでこれを飛躍のチャンスと捉え、今後にいかしたいものです。


7月20〜21日 スカウトカーニバル ・・・昔の遊び・・・ 団行事

朝からカンカン照りの陽射し。 今日は梅雨明けの情報も入った。集合前に団倉庫から備品など、荷物を出す。
10時30分開村式
10名の体験スカウトの紹介・縦割り班編成・1日目のスケジュールの説明などを行う。
班編成は、パンダ班、ジョーズ班、イルカ班、白虎班、うさぎ班の5班。
午後からは、カンコッポリづくり・・・体験スカウトからカブのしかスカウトまで、カブのくまスカウトからベンチャースカウトまでは竹馬づくりをする。
それぞれ担当のリーダーが作り方を教える。カンコッポリはスムーズに終わったが、竹馬は少し時間がかかった。スカウトのお祖父ちゃんに竹馬の足がかりのくくり方を教えてもらった。なるほど、簡単で調整もできる。これはいい。皆が『なるほど!』と感心していた。

 
縦割り班編成 ちょっと不安?   竹馬作りに挑戦中!

4時からは班ごとの夕食作り。パエリアは団委員が作り、サンドイッチはカブとビーバーの保護者の方々に作っていただいた。
スカウトの料理は、パンダ班は半分に割った竹の中にミンチを詰めて「竹バーグ」 ジョーズ班は「トンしゃぶサラダ」 イルカ班は「スパゲッティナポリタン」 白虎班は「鮭のちゃんちゃん焼き」 うさぎ班は「ポトフー」 バイキング形式で食べたのだが、どれもけっこうおいしくて、あっという間に料理がなくなった。
夕食後のキャンプファイヤーは、全員が仮装(世界の衣装等)で登場だ。
色々と考えてくるもんですね。今年も中々のものでした。最後は盆踊りでキャンプファイヤーを終えた。
その後、プールで汗を流し、入浴はドラム缶風呂だ。2つのドラム缶に「フランスの湯」・「和倉温泉の湯」の二種類を用意した。
体験スカウトとビーバーから入浴して就寝。

 
ファミリーのサンドイッチは大人気です。 世界の衣装。ハワイ、インドと、、、、、
 
夜のプールははじめてかな? ♪ いい湯だな は、ははん

2日目

6時起床。顔を洗い、朝食の前に『手打ちうどん』の下準備をする。
うどんは、こねてから3時間程熟成のために寝かしておかなければならないので、昼食に食べるためには逆算すると“朝メシ前の作業”となった。
9時から昔の遊びとゲームの開始。
ビー玉・コマまわし・自転車のホイール回し・ゴム飛び・石蹴り(ケンケンパー)・竹馬・缶コッポリ・
ドッヂテニス・けん玉など、各コーナを班ごとに好きな所から回って行く。
人気のあったコーナーは、コマ回し・ビー玉・ドッヂテニス。
その間にファミリーで昼食の「野菜のかきあげ」約90人分を作ってもらった。猛暑の中、ご苦労様でした

 
うすーく延ばして、ほそーく切る 冷やしうどんの出来上がり

さ〜、いよいよ一人一人自分のうどんを米袋にいれて10分ほど足で踏む。これで、麺にコシがでる。麺棒でのばし、包丁で切るところまでは各自で、後は班でまとめて、リーダーがゆでた。湯がく所は非常に暑い。
太陽の熱と火をたいている熱で汗だくだ。うどんをゆでて水と氷で冷やし、冷やしうどんにして、かきあげをそえて「いただきまーす」 みんな美味しく食べていたようだが、中にはうどんの切り方が太すぎてゆで時間が足りず、堅かったらしく、煮込みうどんにしていた班もあったようだ。
『かきあげ冷やしうどん』は美味しかった。
午後からは班対抗の竹馬・カンコッポリ競争と自転車ホイール回し競争を行った。
ゲーム終了後はみんなで撤収作業、そして閉村式。ゲームの総合優勝、白虎班と個人優秀者の表彰をした。


ケンケンパー! ケンケンパー!

2日間お手伝いをしていただいたファミリーの皆さん、大変暑い中ありがとうございました。団委員、リーダーの皆さんご苦労様でした。




編 集 後 記

暑中お見舞い申し上げます。猛暑の日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか。
いよいよ今年度最後の月となりました。各隊、長期キャンプや「追い出し」など充実したプログラムを企画されていることと思います。
事故やケガなどのないように充分気をつけてください。
また、13NJ(第13回日本ジャンボリー)が8月3日から大阪市此花区の人工島「舞洲」で、 約2万人を集めて開催されました。
スカウトはどんな思い出をお土産に帰ってくるのかなぁ。きっと たくましくなって帰ってくるのでしょうね。
13NJの8月4日と6日の2日間、吹田地区担当の万博記念公園での場外プログラムで2団リーダーは“ミッションカンツーム”のコーナーを担当しました。
ゲームは簡単で、空き缶を10分間でどれだけ積み上げるかを競います。4日は愛知、山口、埼玉、静岡、東京、などから来たスカウトがチャレンジして、最高は2m、タイムアップ寸前に崩れて37cmというチームもありました。
大変暑い中でしたが、みんな楽しそうで結構盛り上がっていました。
他に、組体操で太陽の塔を作り本物をバックに記念撮影をする「人間太陽の塔」やクラフトコーナー(チーフリング作り)、ネイチャーゲーム、たこ焼き体験コーナーなどがありました。
午後から国立民俗学博物館の見学をして舞洲へ帰って行きました。