ボーイスカウト吹田2団【平成14年5月13日発行】
第124号


50年は通過点、100年への限りなき前進 育成会長 辻本繁夫

ボーイスカウト吹田2団のスカウト諸君、リーダー、育成会の皆様、スカウトOB、リーダーOB、結成当時からの先輩諸兄、先日の記念式典にはお忙しいところ吹田2団のためにご列席下さり心より御礼申し上げます。
吹田市長阪口様はじめ、各界よりのご来賓の皆様、各団(友団)の長及びスカウトには衷心より感謝申し上げます。
 

 

隊旗入場 2団役員折戸顧問(右から2番目)、西田相談役 
(左から3番目)とご来賓の方々


 この度の記念式典は実行委員会としては、結果重視は取らず、2団関係者が何らかの形で全員参加と言うコンセプトで結果に至る迄100%の努力をしようとの総意で取り組みましたところ、相乗効果と申しますか予想以上の盛り上がりで無事、成功裡に開催できました。
これは実行委員会はもとより、団関係者の熱意と努力が好結果を生んだものと確信しており、やはり最大の功労者はスカウト全員が盛り上がってくれたものと大変感謝致しております。
記録として撮っておいたVTRは感動の涙なしでは見られない程です。本当に皆様の努力、ご尽力に改めて感謝致します。ありがとうございました。
 当日、各界ご来賓、先輩、リーダーOB、友団からのご祝辞、励まし、叱咤激励等、貴重なお言葉を一言一言かみしめ、これをステップに更なる上を目指しこれからの50年へ向け、地域のスカウト達のため、限りなき前進を誓おうではありませんか。
 今後、益々のご支援、ご鞭撻をお願いいたします。
おわりに皆々様の弥栄をお祈りして、ご苦労様でした。 お疲れさまでした。

4月21日 結成50周年記念式典 ビーバー隊

朝から雨になっていた。リーダー・スカウト・団委員・地区委員・保護者参加者は9時に集合。
9時から10時まではスカウトは手伝う事はなかったので本番に向かって練習をはじめた。スカウトの約束・スカウトのきまりの練習。敬礼・スカウトサイン。皆、練習練習で嫌気が差しているだろうが頑張ってもらいたい。 『頼むで・・・・・』
出来は上々、少し遊んでいていいよ。
さて、リーダーは少しお手伝いし10時過ぎにほぼ設営は完成し全体で本番前の練習。
11時40分ごろに練習終了。12時15分までに昼食を食べ終わるように指示があり、ご飯ご飯。いつもより早く食べるように!
 早い友団は12時30分には来ていた。案内はそよかと佐和子に行ってもらい、隊旗持は誠也に代表で行ってもらった。
各団隊旗入場し最後に2団の隊旗入場、緊張してきた。参加者190名、会場はいっぱいだ。司会者の挨拶の後スカウトサイン。BV隊が最初だ。
壇上の前に整列し、ビーバースカウトのやくそく・ビーバースカウトのきまりの唱和。最初はまごついたが
何とか上手く出来た。敬礼・サイン良し。
これが終わり、来賓の挨拶になると、立ったり座ったりで「何で何回も」という声が小さく聞こえた。
静かに!しんどいが式典が終わるまで頑張って。
スカウトにとっては1時間は長く感じるな。
さて2部にはいる前に5分の休憩が10分ほどになってしまった。
ビーバー隊の出番は最後から2番目。出番まで皆がやっているのを見よう。ビーバーは大きな輪から靴飛ばしをする。前のほうにシートが敷いてある、そこに靴を飛ばす。一人の靴が入った。
拍手!整列して退場する。最後のボーイ隊のスタンツが終わると全員壇上に上がって、チクサク・コールはベンチャーが先声し、その後に全員が声を出す。
 さて3部はジャンケンゲーム。各人3枚カードを持っている。ジャンケンで負けたら相手に1枚渡す。
誰が一番多く集めるか、3分ほどで終了。トップは2団ビーバー隊2名、そよかと佐和子だ。


 この後はケーキカット。樫相談役(元カブ隊長)とBVの神と美稀3名でケーキカットしてもらった。盛大な拍手、ケーキはかなり大きい。2団保護者の皆さんの手作りケーキです。美味しかった〜有難う
これで1部から3部まで式典無事終了。
お手伝いしていただいた皆さんご苦労様お疲れ様でした。



4月21日 結成50周年記念式典 カブ隊 


「やくそく」と「さだめ」             ほんの数年前までカブ隊の水遊びといえば
                         「赤ふん」でした。  

 

「パク!パク!パク!」 「ウォー!」  洞窟探検に出発だ!
スカウト:「隊長、なんか、においますねぇ」
隊  長:「あっ、ごめん、おならした」 

 

4月21日 結成50周年記念式典 ボーイ隊

いよいよ、50周記念式典の本番。朝からの練習で内心本番で大丈夫かなーという心配もあったが、本番では結構観客からの笑いと拍手がスタンツの成功を表していたように思う。
普段の活動とは全く違った内容だったが、チームワークという点ではかなり共通しているのではないかと思う。また、普段の活動と違っていたので、スカウトたちの別の一面を事ある毎に確認できたのはリーダー側としては大きな収穫だった。今回の行事でスカウトたちがスカウト運動というものは本当に多くの人々のご理解とご協力、そして努力で行なわれていて、様々な人々が様々な関り方をしているという事実を少しでも感じてもらえたらと思う。また、そしてそこで感じた事をこれからの活動や普段の生活の中で活かし、それらをまた後輩達へと受け継いでいってもらいたいと思う。

 

2部のスタンツで、ボーイ隊は大活躍でした。     「ポンポン山遭難事件」のワンシーン。

準備!準備!堅きぞ準備!

団委員長 藤井武司

  記念式典のスタンツで、追跡ハイク中迷った話がありました。そのことから、或る先生がこんな 話をされたのを思い出しましたので要約して紹介します。
 「団倉庫の横に有るシュロの木を思い浮かべながら描いてみます。次に、その隣に実際現物を観ながら描きます。
結果は本物を観ながら描いたシュロも、想像して描いたシュロにどこか似たところ があります。」
私たちは、五感(見る、聞く、触る、味わう、臭う)を使って、状況を把握しそれ に基づいて行動します。
その中でも、見て情報を得ることが最も多く約80%。車の運転中はなんと90%以上だそうです。
見る特性には次のことが有ると言われています。
 @人間は客観的事実をありのまま見るのではなく、その時の心の状態で見方が違う。
   ただ漠然と見ているだけでは見えないものが、問題意識を持っているとよく見えてくる。
   表示板を気にしながら現場を歩いてみると、いつもは全く気がつかなかった表示の誤りに気がつくことがある。
 A経験したこと、知識が有ることは、よく見える。
   以前失敗して痛い目に遭ったことはよく覚えており、同じ失敗はしないと慎重になる。
 B強い関心、興味を持っていることは目につきやすい。
   街中で自分が興味あることに関連する看板はよく目に付く。
 C思いこみや先入観にとらわれると見誤りやすい。
   良く話してみると、あの人は第一印象とは全く違った。捜し物はこんな所に有った。
 追跡ハイク中スカウトは、記号を見落とすまいと集中していてもこんなことになる場合があります。
 ましてや私たち日常生活の中で、莫大な情報の中から自分に必要なものを取捨選択することは至難の技と言えます。・・・が、心がけと訓練を積めばそれもある程度出来るようになるそうです。
 心がけとは、「花はかおるよ」連盟歌の二番です。

編 集 後 記

 
  50周年記念式典お疲れさまでした。手作りで暖かいとってもいい式典でしたよね。また、出席された方々からも「よかったよ」「いい式典だったよ」とお褒めの言葉をたくさん頂きました。
 総務担当は、連日の細かな打ち合わせと招待状などの作成、記念品などの買い出しや会場準備等、 本番当日も大車輪の忙しさでした。
 2部のスタンツなどは、練習がなかなかうまくいかず、特に直前のリハーサルは最悪の状態でした。
 スタンツ担当としては、「結果じゃない、チャレンジしたことに意義があるんだから・・・」など と自分に言い聞かせながら本番をむかえましたが、本番は最高の出来!スカウト達の熱演にもう、感動しまくりでした。
 記念誌担当は、各年代の写真収集に苦労し(結局、集められなかった年代もありましたが)編集に延べ300時間を費やしました。
 一人一人の力は、小さくて頼りないものだけど、それらが一つになった時こんなにもすばらしい物が出来るんだと改めて感じました。
スカウト達にとっても、きっと思い出に残る一日になったと思いますが、みなさんはどんな感想を持たれたのでしょうか。