ボーイスカウト吹田2団【平成17年2月22日発行】


第169号

1月15日 大阪市立科学館 見学 ビーバー隊 

ビーバーが発隊して3回目の科学館見学になります。
前日は雨だったが、今日は良い天気になった。
館内は寒くはないが、途中歩いていくときが寒いとつらい、でも今日は暖かくて良かった。
10時開館だと思っていたら、9時30分開館だった。
まだお客さんは少ない・時間があればプラネタリウムに入ろう・。
入り口を入ってすぐの所に、宇宙飛行士に顔のところだけが切り抜いてある
顔だけ覗かせば僕も宇宙飛行士・・・・・写真が撮れる。


さて順路が4階から順番に降りてくるようになっている。
4Fは宇宙の広がりや宇宙を作る物質その他(展示数が約90)ある。

4階では約45分ほど見て触れて遊べる。
3Fはエネルギー科学プラザ、身近なエネルギー・電気エネルギーの仕組みがわかる。(展示数約40)

サイエンスショーを20分ほど見た。
テーマは『忍法!電気ぐるぐるの術』だ。
電線をぐるぐる巻いたコイルは、電気を流すと磁石になる。
それだけではない、電池がつながっていないのに豆電球がついたりスピーカーにつなぐと音が鳴ったりする。
何人か前に出てお手伝いをする、ここは体験できるからいい。
その後多目的室で昼ごはんにした。
午後からは2Fと1Fを見学した。
楽しい科学・不思議な科学(展示数約70)スカウトは、何回廻っても飽きないようす。
時間がきたので帰る仕度をする。
福島駅まで歩いて大阪駅で乗り換え、岸辺駅で下車解散。
お疲れ様でした。


1月28〜29日 すきや すきや スキーヤー カブ隊 


行き先:箱館山スキー場
宿 泊:近江今津吹田市立少年自然の家














「道」 育成会 相談役   樫  寿 紀

      



「道」 一休禅師
この道を往けばどうなるものか
危ぶむなかれ
踏みだせば
その一歩が 道となる
迷わず 往けよ
往けば わかる

スカウト活動のフィールドは野外・屋外である。それを抜きにはスカウト活動はない。
近年世の中が物の豊かさと・利便性に恵まれて、野外活動とはいえ装備の充実と便利さに慣れてしまい、家庭生活の延長線上のようなアウトドアと称するものがはびこり自然ライフを満喫したような風潮がある。
それがスカウト活動にも蔓延していないか。
資材は、スカウトの身辺・個人装備以外は自動車運搬もしくは運送業者に委託。スカウトの移動には、冷暖房のバス・自動車を使う。シドウシャのしんどさと煩わしさの軽減とスカウト道への情熱の無さといい加減さがあるのではないか。
運搬と移動はスカウト活動とは直接関係がないと思っていないか。シンドサと辛さと単純作業ほど、自分と向き合う「人間道」がある。その作業と行動に意味付けすることにこそ、志動(導)者の真骨頂であり、自らが汗を流した後にできる道にシッカリと踏み込まれた自らの足跡が残るのである。
この道はどこに・どのように・どこまでも続いているのか? それがわかってしまえば楽しくない。
「どうなるのか?」にこそ、スカウト活動のワクワク・ドキドキ感を駆り立てて、「危ぶむ」なかに好奇心・冒険心が芽生えて征服していくことの喜びを満喫できる。そんなプログラムにスカウトは、いそいそと駆け参じるに違いない。