ボーイスカウト吹田2団【平成16年8月25日発行】

第151号

7月18日 ネバーギブアップ カブ隊

今月は、万博公園で隊行事を行いました。
自然観察学習館で企画されている「めざせ森の博士!
万博チャレンジラリー」に参加しました。

 

スカウトは8コのポイントを回る初心者コース、リーダーは10コのポイントを回る中級者コースを各組ごとに回りました。
全問正解者には初級編は色鉛筆、中級編は小枝で作ったかわいい置物がもらえます。スカウトは色鉛筆もらえたかな?「チャレンジラリー」はいつでも参加できるので、今度は家族でチャレンジしてみて下さい。
その後は、すぐそばのもみじ川で水遊び。とても蒸し暑い日だったのでこれが一番楽しかったようです。

昼食後は、自分の両手をいっぱいに広げた長さと、親指から小指までの手を広げた長さなどを測って知り、自分の体を使って学習館のつくえの幅を計測したり、自分の歩幅を測り、ソラードで歩測を行いました。
「ソラード」はみなさんご存知ですか?
3m〜10mの高さから森の表情を観察することができる全長300mの空中観察路です。展望台に登ると風が爽やかでとてもいい眺めです。

歩測等の優秀者の表彰と、カブブック習得課目終了者のクリア章授与を行い、万博公園を後にしました。

 

大阪連盟主催「スカウトラリー」とは・・・  ボーイ隊 隊長 友岡清一

ボーイ部門で今年は大阪連盟が主催で「スカウトラリー」というプログラムが実施されています。
大阪府下の16地区でそれぞれのプログラムが実施され、各地区のスカウトは原則として自分の地区以外のプログラムに班単位で参加します。
ラリーは5月8日〜7月11日までの土日に各地区で開催されるプログラムに事前にエントリーをし、7つのカテゴリーのプログラムに参加するというもので、一日に2〜3つのカテゴリーを制覇することも可能です。
吹田2団のコブラ班とフクロウ班もそれぞれ班毎に三島地区や、豊能地区、淀川北地区、豊中地区、そして阪南地区といった具合に普段はなかなか交流も無い地区へのプログラムに参加しました。
もちろん現地までは班毎での行動なので、「現地に行く」ことで一つのプログラムを終えたと感じるほど、様々な思いが交差するようです。
見知らぬリーダーから課題を出され、スカウト技能を発揮する場面に出くわし、どれほど実力を発揮できたのかは分かりませんが、参加したスカウトの様子は普段の活動とはまた違った面白みもあったようでした。

コブラ班が参加した自作の火起こし器を班集会で作成して、ラリーに参加した当日に「10班くらいのなかで一番に火がついた」、という報告を聞いたときの嬉しそうな様子は印象的でした。
その他ハイキング、救急、ロープワークに読図やスケッチ等様々な課題にチャレンジをしました。
また、一つのカテゴリーをクリアする毎に「スターバッチ」をもらうことが出来、その星型のスターバッチは右胸の参加記念バッチの上に貼り付け、7つのカテゴリー全てをクリアすると、北斗七星が完成するというなかなか気の利いた仕組みでした。

様々な活動にチャレンジしたラリーも7月17日に舞洲の全体集会で閉会となります。
舞洲には大阪府下のボーイスカウトが一同に集結し、地区毎の紹介パフォーマンスをしたり、他地区のスカウトとの交流を図ったりします。
班活動を意識せざるを得ない状況で、班長/次長にとっては非常に神経を使ったラリーだったのではないでしょうか・・・。
今回のラリーで班意識/班行動について考える良い機会になったと期待しています。


「クレーン」 育成会長  辻本 繁夫
                      
大規模なビルの工事現場に、高いクレーンが三基建てられました。
その現場横を通過すると景観が日ごとに変化していきます。そんな情景を見るともなしに見ていると、そのクレーンの支柱の中ごろに何か大きなプレートを取り付けている人がいます。
一つは「ひばり」であり、次が「つばめ」もう一つが「かもめ」なのです。なんであんなものを取り付けたのか、わけが知りたくなり次の休みに現場に立ち寄ってみました。
現場事務所の方の話では『「何号クレーン」と言うよりも、愛称をつけて“ひばり”でこの材料を上げてくれと言ったほうがなんとなく和やかになるじゃないですか』と言うのです。
要するに鳥の名前はクレーンのニックネームなのです。ニックネームをつけて理由について少し得意そうに話してくれました。


お 知 ら せ

平成16年度のスカウトの日は、9月19日(日曜日)です。
平成16年度最初の団行事です。スカウトもファミリーも、みんなで楽しめる企画を用意していますので、是非ともご参加ください。くわしいことは、「やまびこ特別号」でお知らせします。