ボーイスカウト吹田2団【平成15年8月12日発行】



第139号

カーニバル 〜1年の締めくくり〜 団委員長 藤井武司

 7月19日〜20日団行事「スカウトカーニバル」を行いました。今年は梅雨明けが遅く、両日の天候が心配された所ですが、雨もパラパラ程度、おまけに涼しい2日間と、お天道様から素敵なプレゼントを頂きました。
 開村式、班編制を行いみんなで準備。カブ弁当を食べて「デン作り」に入りました。一昨年行った時は、試行錯誤の繰り返しで完成までに大幅な時間超過、スカウトが夢中になったプログラムです。材料は角材、段ボール、ブロック、ロープ等。今回は雨対策として、屋根はブルーシート使用となりました。
 途中、リーダー達の期待が高かったアイスクリーム作りに挑戦します。
氷と塩を混ぜた缶の中に材料を入れた缶を入れ、サッカーに興じた後注目の中、開缶。一時の涼となりました。
 ベンチャーの助けを借りてデン作りは何とか完了し今夜のねぐらを確保。
夕食後キャンプファイヤーとなります。今年のテーマは、「静かな聖火と歌」。
いっぽん一本のローソクが集合して聖火となります。
リーダーの出し物を挟みながら班の歌・スタンツを披露し合いました。
 明けて2日は、ベンチャー隊企画の「かくれんぼ」。紫金山公園へ移動してのプログラムです。
 最初1ペアが鬼となり、隠れたペアを見つけ鬼がどんどん増えて行きます。最後まで残れるか、どれだけ捕捉出来るかが勝負です。ゲームの説明などはベンチャースカウトが行いスタート。
ヤブ蚊に悩まされたペアもある中ゲームに満足した様子。時間通り閉村式を行い無事終了となりました。
 今回のカーニバルは「みんなで作って、住 食 遊!」をテーマとして行いました。
ベンチャー企画の実行、スカウトがゲームに集中出来る様にするため、食事は指導者、地区委員、育成会員の力をお借りすることになりました。
おかげさまで全体にユッタリとした進行となり、改めて皆様のご協力にお礼申し上げます。
 さて、今年度の活動も残すところ一ヶ月余りとなり、各隊は夏季舎営、キャンプ、追い出しと続きます。
一年前から大きく成長したスカウトが見られるのもこの時期です。
時間の許す範囲内で隊行事にファミリー参加、あるいは訪問によりその姿を確認されては如何でしようか。


7月19〜20日 スカウトカーニバル   ビーバー隊

2003年度のスカウトカーニバルが開催されました。
天気予報はあまり良くない、しかし皆さんの行いが良かったのか2日間とも天候に恵まれました。

1日目
リーダーは団倉庫 から必要な備品を出す。
開村式は10時30分全員集合
今回の食事は団委員・地区委員・保護者の方に作っていただく事になった。その分スカウトたちにはデン作りや色々な事を楽しんでもらおう

今回も縦割り5班編成で行動してもらうことになった。
午前中はデンの材料などを配分自分たちの寝る所を作ってもらうどんな物ができるか楽しみ

 空はどんよりと曇っていて、今にも雨が降るような気配。
みんな汗だくで頑張って、考えながら作っている。今回はデンの中が風通しよくなるように網も用意した。
途中、デン作りは一休みして缶を転がしアイスクリームを作る。
小さな缶にアイスクリームの材料を入れ密封、大きい缶にその缶と氷と塩をいれて密封、10〜15分間足で転がす、まんべんなく転がせば綺麗に固まるが、そうでないとシャーベット状態になってしまうが、皆美味しい、おいしいと食べていた。
スプーンでアイスクリームの取り合いも。


 リーダーは日よけのフライシートを張ったり、ドラム缶風呂の設置、キャンプファイヤーのローソク立てを作ったりと大忙し。
 長さ80〜40センチの竹を縦半分に割り、そこに釘を打ち込む計算して打ち込まないと、ローソクが立たない。
今回のキャンプファイヤーはロウソクの灯りで行くことになった。

 ソングが主で、各班・リーダーいろいろな歌を披露。
ローソクの灯りのキャンプファイヤーもいいもんだ。

 さて、ドラム缶風呂、昼過ぎから沸かしはじめたため、沸きすぎたお湯がなかなか冷めず、ポリペールに4個ほどお湯を移し、ドラム缶の方に水を入れ適温にした 。
ビーバーから順番に入って、ビーバーとカブはひとり10〜15秒浸かって交代。
ボーイ隊はのんびりと1分は浸かっていたかも。
最後は大人、あ〜!〜いい湯だな〜 今年はお湯を沸かしすぎた分注ぎ湯ができた。


 スカウトが就寝した後リーダー会議。
明日の雨プロや「かくれんぼ」の進行をどうやっていくかの話し合いが行なわれた。
天気予報を調べたところ、雨の確率は10パーセント。雨プロは考えないことになった。




2日目
「かくれんぼ」は9時から柴金山公園に場所を移し、ベンチャースカウトがルールなど説明をしてくれた。

第1部はボーイ・ベンチャーとビーバーの二人一組のペア、カブは二人一組のペアでかくれる。 2部はビーバーが2グループに分かれて鬼になり見つける企画。

 見つけられたチームは、鬼と「あっちむいてホイッ!」をして、勝てばもう一度かくれることができる。負けたら鬼といっしょに本部へもどり、鬼になってかくれているチームをさがすというルール。

 本部席は藤棚の下に設置した。合図でみんな一斉に隠れる、5分ほどたってから鬼が出発、全員を捕まえるのにどれくらいの時間がかかるのかわからない。最初のうちは案外捕まって鬼が多くなった。
時間が刻々と進んでいく。この分だったら2部は出来ないなと話が出た。
あと4組がなかなか捕まらない。沢山の鬼がいるのにどこに隠れているのか見当がつかない。
リーダーは交代で見回っている。

11時30分ごろ最後の1組が終了の笛と同時に捕まった。
ベンチャーの佐々木亮祐君・ビーバーの奥田彩織ちゃんペアーが最後に捕まった。
聞いてみると池の手すりの所にいたという。
公園を撤収、集会所まで歩いてかえる。昼食の時間だ。
昼食を食べてからデンの撤収・フライの撤収・その他後片付けをする。太陽がカンカン照りで暑い。
今回、食事作り等に多くのファミリーの方々に協力をいただき感謝しております。有難うございました。
今年も無事スカウトカーニバルが終了しました。皆様お疲れ様でした。



         
ころころアイスクリーム

ビーバー隊副長  佐 倉 由 利 子

今回はスカウトカーニバルで作った“簡単アイスクリーム”の作り方を紹介します。
スカウトたちにとっても好評だったので、ご家庭でも作ってみてはいかがでしょう。

  ☆★ ころころアイスクリームの作り方 ☆★

【 容 器 】
ふた付きの缶 2個(サイズの違うもの 大・小 各1個ずつ)

【 材 料 】
1,卵 黄        1個
2,牛 乳      100cc
3,生クリーム    00cc
4,グラニュー糖    30g
5,バニラビーンズ  適量 (バニラエッセンスでも可)

氷  適量  
塩  最低 大さじ4杯   

【 作り方 】
〔1〕 材料(1〜5)を小さい方の缶の中で混ぜ合わせる。
〔2〕 〔1〕の缶にフタをして、材料がもれないように布のガムテープを巻く。
〔3〕 大きい缶に〔2〕の缶を入れ その周りに氷を入れ 大さじ4杯の塩を振り入れ、この容器にもフタをして布のガムテープを巻く。
〔4〕 〔3〕の容器にタオルを巻いて輪ゴムでとめてからころころと転がす。
〔5〕 10〜15分で出来上がり〜♪

【 レポート 】
容 器 ・・・スカウトカーニバルでは「粉ミルク缶&コーヒー缶」を使用しましたが、外側「ウェットティッシュ」 内側「ココア」等、缶の組み合わせを変えてもキチンと出来上がります。

内側の缶の目地の隙間から、氷が溶けて出来た塩水が入って「微妙に塩味」になるのでジッパー付きフリーザーバッグにアイスクリームの材料を入れてこれを缶に入れたほうがよいかも・・・
これなら、もし、うまく固まらなくてもフリーザーバッグごと取り出して、冷凍庫に移せます。
但し、若干冷えにくくなるので転がす時間を長めにしてください。
普通のビニール袋は冷えて破れてしまいましたからお勧めできません。

材 料 ・・・生クリームは色々種類がありますが出来上がりに大差はナシ。
        ラニュー糖の量は好みで加減しても良いと思いますが少なすぎると牛乳と 
        生クリームの癖が強すぎるように感じ、甘味もなくぱさついて、とても食べ 
        づらい状態になります。
   
上記材料に小さじ1杯のインスタントコーヒーを入れるとモカ味。
好みで「リキュール」など入れてみると大人の味。

作り方 ・・・氷が溶けるとき、塩が熱を吸収する性質を利用します。
        氷にかける塩の量は器の大きさによって変えたほうがいいです。
カーニバル当日に使用した粉ミルクの缶には、試作時よりも大量の氷が入ったため上記の量では温度を下げるには、少し足りなかったように思ったので器の大きさに応じて塩加減は変わるでしょう。(でも多いほうがよく冷えると思う・・・)
そうなると転がす時間も変わってきますね。

まずは チャレンジ!  試してみてください♪