ボーイスカウト吹田2団【平成14年10月16日発行】
第129号




平成14年度育成会総会 育成会長 辻本繁夫

「虫の声が儚いね」と話しているうち、公孫樹の葉がすっかり黄色に変わりギンナンがハラハラと落ちる季節となりました。 
育成会の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃はボーイスカウト運動にご協力、ご理解を賜り感謝いたしております。
さて、10月6日に岸部市民センターにて平成14年度育成会総会が開かれました。
育成会の皆様、団、各隊リーダー、スカウト関係者、多数の方々のご出席をいただき、盛会裡に滞りなく開催することができました。
昨年度は吹田第2団に於いては大変重要な節目と言える年度でした。
発団50年の記念すべきこの年の団、各隊、リーダー、そしてスカウト達にとっても活発な活動が期待され、且つ又充実した活動が出来た年であった事が各隊、団の活動報告により充分理解できるものでありました。出席者のご賛同、ご承認を得て又、次年度への抱負や予定について、更なる上を目指し、限りなく前進すべく活発なご審議を頂き、充実した総会が開催出来ましたのも育成会の皆様、各スカウト関係者の絶大なるご支援の賜であると感謝いたしております。
当日ご出席がかなわなかった方も、育成会総会資料をご覧頂きましてご確認下さいますようお願い致します。昨年度は当団全体のエネルギーが完全昇華出来た年であったと自画自賛致しております。
しかしながら、この輝かしい50周年の記念すべき年もひとつの通過点にすぎません。
21世紀に入った今日、経済・社会が大きな変動の渦中にある現在、次代を担う青少年の心と体を鍛える絶好の場として「ボーイスカウト運動」の重要性が益々高まっていることは自明の理だと思われます。
その一翼を担う我が吹田第2団が更に発展するためには今まで以上にスカウト関係者・理解者の輪を広げてゆく事を希望致します。
ありがとうございました。



今年度方針について 団委員長 藤井武司

今年度、2団の活動で重視していきたいことは、団方針として次の4点を挙げています。
1,2,3,については、今年だけの目標ではなく常に重要視すべきことであり、昨年の「やまびこ」を通じて述べさせて頂きました。簡単におさらいしますと、
1,スカウトに魅力あるプログラムを展開し、個人の活性化を図ろう。
カウトが参加して楽しいと感じる、そして楽しい行事の中に進歩が有るプログラムが大切。   
2,互いに助け合い活動の発展を図ろう。
育成会員の参加(隊活動、ファミリー会議、隊説明会、育成総会)で、お互いのコミニケーションを深める事の重要性。
3,過程(計画−実行−評価−措置)を大切にした活動を行おう。  
自分が成し遂げたい目的・目標に向かって、計画から結果に至る過程を順序立てて行うことの大切さ。

そして今年度新たに加えた方針は、
4,「活動を通じて自分の楽しみを見いだそう。」
昨年、隊活動を行う上で、リーダーの人数が足りなく、スカウトに十分な手助けが出来なかったことから今年は、新たに9名の方にお願いし、指導者45名体制となりました。  
折角やるなら楽しくやりたいものです。 
振り返った時、「充実していた!」と思えようにするには、この一年指導者の皆様一人ひとりが目標を持ってこの活動に参加されることを進めます。
自分にないものや、伸ばしたいところが45人の中の誰かに有ると思います。
スカウトから教えられることも有りましょう。 
あの人の『こんな良いところ』、この人の『こういうところ』を盗み、自分のものにして下さい。
スカウト活動は、人の為だけでなく自分の為にもすることを認識し実行すれば、より楽しくなると思います。



9月15日 スカウトの日 空き缶拾い 上進式 入隊式   ビーバー隊

集合場所から柴金山公園まで歩いて空き缶を拾っていく。
車、自転車、人や深い溝などにも注意して歩くように。歩くコースによってはそんなに落ちていない。
さて、公園に着いて一休み、それから公園内を2手に分かれて空き缶を拾う。
この公園も最近は綺麗になって、ゴミや空き缶などはほとんど落ちていない
合流してそのまま岸二集会所の前まで行く事になった。そこで空き缶をアルミとスチールに分け数える。アルミ27個 スチール33個 少ないほど道路も公園も綺麗になっている事になる。
11時からは入隊・上進式が行われる。
指導者の任命  隊長・副長は団委員長が、補助者は隊長が任命する。
団委員、ビーバー隊からローバー隊までの指導者の任命の後、スカウトの入隊・上進式が行なわれた。

新入隊は9名。名前を呼んで前に出てきてもらい、全員で約束の唱和。
カブ隊上進者は10名。ロープを飛び越えるとカブ隊隊長が迎えてくれる。ようこそカブ隊へ・・・・。
カブ・ボーイ・ベンチャー・ローバーと順番に行われ12時に終了。その後は各隊で行事が行われた。
ビーバーは軽い昼食を取ってから解散した。14年度も頑張っていこう。


9月15日 すすめ、すすめ、まっしぐら カブ隊 

午前10時岸部南公園に集合、カントリー作戦開始。各自スーパーの袋を手に、2コースに分かれて出発しました。
アルミ缶とスチール缶を分別しながら回収し、予定どおり岸二集会所に到着しました。
今年は3名がボーイ隊に上進、船野隊長の「飛べ!」の合図でロープを飛び越えボーイ隊に巣立って行きました。
そして、迎える仮入隊者は14名。3組編成で活動することとなりました。
各組にデンリーダー2名、サブデンリーダー1名がつき、体制は万全です。今年度もよろしくお願いします。

セレモニーの後ファミリー集会。ツイストパンとフルーツポンチを作って食べました。ツイストパンは生地がちょっと柔らかすぎて大成功とは言えなかったけど、みんなで食べるとなぜかおいしい。
昼食後、組集会を開き、各組のモットーと歌を決めました。

 各組のモットー と歌の紹介  
1組 “いつもなかよし” 大きな古時計
2組 “いつもすなお” 森のくまさん
3組 “いつもファイト”   ピクニック


 


編 集 後 記

いよいよ、平成14年度の活動がスタートしました。本年度もどうぞよろしくお願い致します。
各隊の行事報告を中心に2団の様々なエピソードなどを育成会員の皆様に紹介して行きたいと思います。
「やまびこ」にご意見、ご希望、アイデアなどございましたらどしどしお寄せ下さい。
もちろん原稿も広く募集中ですので、よろしく。