ボーイスカウト吹田2団【平成13年12月5日発行】

  
119号

2001年度活動に当たって 
団委員長 藤井武司

今年度、2団の活動で重視していきたいことの3つめは次の項目です。

3. 「過程(計画⇒実行⇒評価⇒措置)を大切にした活動を行なおう」

 物事を行い、良い結果がでた場合、「やったー!!!!!」。 しばし喜びと幸福感に浸れます。
私達が目的、目標としたことに対して、その結果が満足できるものであればこれに越したことはありません。
しかし、結果オーライばかりとは行きません。不満足であったり、途中でとん挫したりするのが現実。
ここで、うまく行った場合のことをおさらいしてみましょう。
    目標が適切であった どうするかを決めた     ・・・・・・・計画
    努力した 夢中になった             ・・・・・・・実行
    今していることがどこまで進んでいるか見直した ・・・・・・・評価
    更に足らないところ 必要なことを行った    ・・・・・・・措置
私たちは、無意識の内にこの過程(計画⇒実行⇒評価⇒措置)を繰り返し、そして結果を得ています。
目標から結果に至るまでの過程を行うことの大切さをスカウト全員が理解でき、その手順が自分で粘り強く実行出来るようにする活動を重視して行きます。
(次号につづく)

11月11日    『見て』『さわって』楽しもう     ビーバー隊


紅葉も綺麗に色ずく箕面公園。今回、公園の管理する昆虫館に行った。電車に乗って箕面駅まで行き、そこから歩いて20分の所に箕面公園昆虫館がある。道を歩いていてもかなりの人出だ。
大人有料、子供無料である。
日本に生存している昆虫、世界の国の昆虫が展示してある。
順路に沿って「昆虫の仲間」→「昆虫の一生」→昆虫の化石」→「昆虫の特徴」→「昆虫の暮らし」→「昆虫のコミュニケーション」→「特別展示」→「箕面の自然」→「水生昆虫」→「標本展示」と見ながら進んでいく。
放蝶園は湿度管理により1年中生きた蝶を観察することが可能であり約200匹以上の蝶と、池には水生昆虫を放ち、園内は蝶が好む蜜のある花や植物が置いてある。手で触れられる所もあった。1時間で十分楽しめた。
 もう一つ、箕面公園といえば滝ともみじ。半分くらいもみじも綺麗に紅葉していた。腹が減ったというスカウトがいたが、まだ食べるのは早いので遊具のある公園で遊ばせた。
何回も繰り返し同じ所で遊んでいる。かれこれ30分ほど経ったので集合して手を洗い昼食を食べる。

「遊ばせたことやし、滝のところまで行ってこようか」
という事になり延々歩いて30分、滝についた。
沢山の人達が来ていたため、滝の所は足の踏み場がないほどだった。
滝をバックに写真を撮ってすぐに引き返してきた。 
帰りは10分短縮で荷物を置いてある場所まで帰れた。
荷物を背負って帰る仕度をするが、まだまだ滝まで行く人たちは多い。
スカウトたちは少し疲れた様子、帰りの電車は座らせたい。
足が痛いといってたスカウトはいたが大きな怪我もなく無事帰ってきた。参加の皆さんお疲れ様でした。


10月21日  BVの基本動作   ビーバー隊

場 所 カナリア公園

午後からの行事。2時間で、基本・歌・ゲームを教える。
新入スカウトが基本になって、新入と現スカウトと向かい合わせに並ばせ、サイン・敬礼・休め、 この3つは何処に行っても使うので覚えるようにと練習。

新入スカウトは、多分今やっている事、ちんぷんかんぷんだろう。これも徐々にわかってくる。
やっている最中にあっち向いて遊んだり、隣としゃべったり落ち着きがないが、徐々に覚えてくるだろう。
トイレ休憩の後、唄いながら手足などを使うゲームと言うかパフォマンス的な運動で、体が温かくなっていく。
面白おかしく結構喜んでくれていた。
そして、今期始まって最初の靴とばし。誰が一番飛ぶか、いっせいに飛ばした。前に飛んだり後ろに飛んだり、横に飛んだり色々。
次は5人ずつで。あとの人は座って見ている。よーい始めの合図で足を振り上げる。
1位〜3位までのスカウトに拍手、今度やるまでに、練習してきて!ただし、何時やるかわからないが、それまでのお楽しみ。

次に、2人ずつ組んでジャンケンして負けた組は勝った組の後ろにつき、段々と長くなっていく。
一番勝った組から順番におやつを副長の所へもらいに行く。全員行き渡った所で「食べてもいいよ」
今回おやつのゴミはリーダーの所まで持ってこさせたが、普段は自分のポケットの中か、ハバザックに入れて持ち帰らせている。

11月 3日    わくわく・どきどき アイランド     カブ隊


今月は隊集会が2回あります。1回目は大阪連盟のカブラリーです。
3年に一回のカブラリーで、大阪中のカブスカウトが舞洲に集結しました。
我が2団カブ隊は12団のカブ隊と同じ貸し切りバスで、舞洲に出発しました。
バスの中では、皆で、「ジャングル探検隊」の歌の練習をしたり、隊長の楽しいゲームをやったりしていました。おかげで、バスに酔うスカウトはいませんでした。
 ぽつぽつ雨が降り出して、会場に着く頃には本降りになり「あちゃ〜!」って感じでした。受付を済ませ、全員ポンチョを着込みさあ!出発です。

雨の中、会場まで歩いていき、組集で作った紙コップのフリスビーを持って、選択プログラムにチャレンジしました。紙コップで作ったフリスビーを傘のゴールに入れるゲームや、遠くまで飛ばすゲームです。スカウトは投げ方が分からなかった見たいですが、一生懸命雨の中飛ばしていました。

 傘のゴールに入れる方は、スカウトは誰もゴールできませんでしたが、船野隊長はホールインして大喜びでした。

 セレモニーの後は全体行事のじゃんけんゲーム。1列に並んだ先頭がじゃんけんをして負けたら勝ったほうの列の後ろにくっつくゲームでしたが、列が長くなり皆同じようなポンチョを着ているので、油断すると、何処にいるか分からなくなってしまうほどでした。
 その後人文字を書いて航空写真の撮影だったのですが、セレモニーが始まるまで約50分ほど雨の中、待ていたので、寒いといってスカウトが泣き出し、リーダーの判断でバスに避難しました。

結局、吹田地区で避難した隊は2団だけで、航空写真には写れませんでした。でも、あの雨の中じっと並んで待てたスカウトに「えらかったね!」といってあげたいです。

11月17〜18日       北千里ロッジング       カブ隊
さわやかな秋晴れの土曜日カブ隊今期初めての舎営です。うさぎスカウトにとっては、ほんとに初めてで、背中には大きな大きなリュック、ちょっと不安そうな顔が印象的でした。2時集合、予定どおりに正雀駅をわくわく・どきどき出発しました。電車の中では騒がない、耳にたこができるほど聞いているからか、あまり騒ぐスカウトはいませんでした。
 青年の家到着後、すぐに荷物の点検です。食堂のテーブルの上に各自リュックから荷物を出して、点検を行いました。忘れ物はなかったかな?名前は書いてあるかな?おもちゃやおやつは持ってきてないかな?などなど・・・
 今日のプログラムは夕食作りです。芋ご飯・さつま汁・ホイル焼き・スイートポテトと豪華メニュ−です。組で作るメニューをゲームで決め、クッキングスタート!!
デンリーダー・デンコーチの指導のもと賑やかに始まりました。くまスカウトは、飯盒を使って芋ご飯を作ります。お芋をむいて、米を洗ってかまどに火を焚きます。上手にできるかな〜
うさぎは野菜を洗う役、しかは野菜を切る役、うまく役割分担できてるかな〜?リーダーはスイートポテトの下ごしらえ、みんないい感じで、いい匂いもしてきました。
 かまどに天きり一斗缶を乗せ即席のオーブンです。ホイル焼きやスイートポテトを焼きました。
「いただきま〜す!」ファミリー参加のお母さんたちにもみんなで作ったディナーを味わってもらいました。 食事が済み、次は組集会で練習してきたスタンツ大会です。 まずは、1組「したきりすずめ」を影絵で演じてくれました。みんな大きな声で、おじいさん・おばあさん、すずめの役をがんばってやっていました。 次はデンコーチのゲームタイムです。ファミリーも一緒にゲームに参加していただき、ゲームタイムは盛り上がりました。次は2組のスタンツです。うさぎ・しか・くまたちがいろんな家を作るスタンツです。みんな、一生懸命に、演じていました。中でもおおかみ役のデンコーチの劇団四季ならぬ、劇団2団の迫真の演技が光りました。
 その後「就寝!!」といってもすぐ寝るわけはなく、デンコーチがリーダーを呼びにくる始末。こわ〜〜い副長が大きな爆弾を落としてからは、ぐっすりねました。
 さすがに、6:30起床はつらいものがあり、寒いしまだ薄暗いし。でもスカウトは元気に起きてきました。朝礼の後、朝食を済ませ、ハイキングに出かけました。約30年前に活動中に亡くなった先輩スカウトのお墓参りです。みんな神妙な顔で手を合わせていました。帰り道は午後から使うドングリ等をひろいながら、帰ってきました。
 午後からは、持ち帰ったドングリや、落ち葉、つる、などで、クラフトをしました。
ドングリに顔を書いたり、色をつけてコマにしたりとバラエティーにとんだ作品が出来上がりました。無事怪我も無く舎営を終えリーダー一同ほっとしています。











11月10〜11日         訓練キャンプ         ボーイ隊
新入スカウト歓迎キャンプということで、箕面の山に入った。9月に上進したばかりの新入スカウトにとっては初めてのキャンプになるので場所的には慣れている場所を選び、途中、北千里の駅付近で1泊2日分の食料を買出し、目的地へと向ったのだが、(何度も繰り返すけど、)新入スカウト歓迎キャンプという事なので、バスでの移動も認めることにした。
 通常なら到着後に昼食を食べ、キャンプサイトの設営を全てスカウトだけで行なうのだが、
今年の年間テーマ「技能の向上」を意識して、キャンプサイトの設計というテーマから導入を行なった。
このあたりも本来は上級班長、隊付、グリンバーを中心として行なうべきなのだが、隊長としての指導力の無さを露呈するようだけど、隊長本人が行なってしまった・・・。
 今年度が終る頃には隊長としては遠くで見守っていられるような状態になっていれば良いなあ、という願いを込めてスカウトに向き合っていた・・・。
 さて、テントやタープの次にはかまどの作成だ最近は何かにつけてガスストーブを使いがちだったので、なかなかかまどの作成も上手くいかないようで、試行錯誤の後、何とかかまどが完成した。
 かまどが完成すると、引き続き薪拾いに出かけるのだが、その前にここで鉈の使い方についての説明や確認を行い、特に今回参加しているスカウトの多くが初級スカウトで殆どが鉈の使用経験が無いので、見ているリーダー側もかなりの緊張を余儀なくされていた・・・。 鉈も新しく購入したものだったので、試しに木に振りかざすと、気持良いほど良く切れ、いつもとの切れ味の違いに驚いてしまったほどだった。
 夕飯後、軽く散歩した後、新入スカウトを囲んでのトークが始まり、それぞれが自己紹介をしていき、上級班長として参加していたベンチャーの隊員が「これまでのスカウト歴」という話をし始めた。
 この話が結構な長編でなかなか興味深い話だった。
 ボーイ隊のスカウトにとって、身近な先輩のベンチャースカウトの話を聞くっていうのはなかなか有意義な事で、またボーイ隊の次の部門について知るチャンスでもあるので、これからもそういった機会はできるだけ作っていきたいとも思う。そして夜も更けてきた頃にお開きとなった・・・。
翌朝のリーダーの朝食は夕べのスキヤキの残りだったが、これがまた美味い!朝の寒さを吹き飛ばすにはもってこいの朝食だ!普段の家での食事なら朝からスキヤキって言うのはちょっと…、っていう感じもあるけど^^;
 午前中、スカウトの中から目の前にある山を登りたいという意見が上がり、急遽目の前の急な斜面を登る事になった。
なかなか急な斜面で油断してると滑り落ちそうだ。
 何とか登りきるとそこからの眺めは爽快で、ちょうどちらほらと紅葉も乱れ始め、なかなか素晴らしい景色が目の前に広がり、朝から気分は最高だった。
 帰りの道は山頂からの舗装道を歩き始めたが、なかなかキャンプ地の方へは帰り着かず、結局一旦町の方へ完全に降りてしまい、そこからまた昨日重たい荷物を背負い歩いた道を歩く羽目になってしまった・・・。
当初はすぐに戻ってくるはずだったのに、かなりの時間を費やしてしまう事になってしまった・・・。
この部分での反省点は一部のスカウトから戻ろうという声が上がっているにも関わらず、そのまま進行を続けた点にあるのではないかと思う。聞かなかった方だけが悪いのではなく、自分の思いを相手に伝えきれなかった側にも反省点があり、今後の活動でお互いが相手の意見に耳を傾け、又相手に自分の意見を伝えきるという事が達成できるようになっていけばと思う。 帰着後は地形図の見方等をクイズ的に行い午前のプロ
 最後に新入スカウトにとって無事1泊2日間を終える事が出来、「ちかい」の式を行なった。
これで正式にボーイスカウトとして、「ちかい」を立てたので、これからはますますスカウト技能や精神を備えていってもらいたい。


リーダー研修旅行 <岡山県頭島>
10月27日(土)〜28日(日)


カブ隊DL 佐藤 玲子

今回の研修旅行は、“底引き船に乗り漁を体験”しに岡山県頭島へ行って来ました。岸部小路の
 バス停を13:30頃出発し、日生港16:45発の渡船で頭島に渡り、宿へ入りました。
 18:30より美味しい夕食をいただき、21:00から船着場の波止へ出かけ夜釣りを始めました。 風もあり、少し寒かったですが、寒さなどなんのその、みんな夢中になり、つりに没頭していました。 獲物はセイゴ(スズキの子ども)です。釣れる者と釣れない者、多少の差はあったようですが……
 竿頭は、岩橋副長だったそうです。
  夜中から降り出した雨は次第に強くなり、翌28日は、風も強く、残念ながら船を出すことが出
 来ませんでした。諦めきれないメンバーは、雨の中、またまたつりをはじめました。
 船頭さんの所で丁度牡蛎の出荷の準備中で、牡蛎を殻からだすのを、手伝わせていただきました。
 岩橋副長の手際の良さに、「是非来てほしい」とスカウトの声がかかっていました。
  お昼は、ここ船頭さんの所で、新鮮なお造り、煮魚、殻からむきたての牡蛎フライ…と、盛り沢
 山のご馳走をいただき、新鮮な魚をお土産に、5:00頃吹田へと帰って来ました。
  底引き船が出なかったのが、大変残念でしたが、皆さんと楽しいひとときを過ごさせていただき、 本当によかったです。是非もう一度出かけていき、底引き網の醍醐味を皆さんに味わっていただき
 たいなあと思っています。
                                          以上

来 月 の 予 定
* 12月16日    もちつき
* 12月23日    クリスマス会
* 12月15〜16日  もちつき クリスマス会
* 12月16日    もちつき
* 12月31日    除夜の鐘つき
未定
* 12月15〜16日  もちつき クリスマス会 

編集後記

今年もあますところ僅かとなりました。12月はスカウト活動以外でもクリスマスパーティーや
 もちつき大会、忘年会など楽しい行事の予定が入っていると思います。風邪などひかないように
 体調に気をつけて、新年を迎えましょう。来年もどうぞよろしくお願いします。