[平成13年1月31日発行]

いつもより、今年の1月はなんだか寒さがきつく感じるのは僕だけでしょうか。
こんな時に、キャンプを張るとは何と無謀な。結果は心配とは裏腹に風邪一つ
ひかなかったようだけれども、とても正気の沙汰とは思えません。
こんな活動の中に忘れられない思い出が潜んでいるのでしょうねえ。

2001年1月6日(土曜日)柴金山公園・吉志部神社・グランド 新年集会

21世紀初の隊集会。8時くらいに雪が降ってきて、「あ? 行事は中止かな。お流れ駄目」、空を見ると大丈夫みたいだ。
風もあり寒い、朝の挨拶、終わってから30分ほど遊びとゲームをし、吉志部神社で参拝をして、何をお願いしたか聞くよ・・・!!

ここから又移動し、神社の裏道(山道)を通って行くと、見晴らしのいい場所がある。木がないともっと見晴らしがいいのになと思う。
2箇所ほど(ふじの木)があり休憩できるようになっている。春になると綺麗な紫色の花が咲く。
10年前とはかなり変わっていて整備されていた。下を見下ろすと昔グランドになっていた所が公園になって遊具も設置してある。

45分ほど遊ばせた。一般の子供も遊んでいるので譲る事。六つ程遊具があるので1時間くらいは楽しむだろう。
小さなグランドでは、ゲートボールの練習をしているので入らないように。時より細かい雪がちらりと降ってきた。

そろそろ厭きがきたみたいで集合させ、元の公園に戻り、副長が(おしるこ)の用意をしてくれたので暖めて食べた。「お代りOKよ」(おしるこ)が嫌いなスカウトもいたが、少し口の中に入れ食べてみると美味しい。
その子の口に合えば食べれるんだなと思いました。美味しいやろ、嫌いなものも食べれる。
解散前に団委員さんがおやつを沢山用意してくれたので、ジャンケンで勝った子から(鷲つかみ)して取らせた。
ハバザックに仕舞って集合。大きな輪で終わるよ・・・寒い半日隊集会でした。

2月4日明治O2スケート
2月17日歌の練習
2月25日BP祭
万博公園


平成13年1月21日(日)8:30〜16:40
テーマ:「リンクは、<右回り><左回り>どちらかな?」
場所:箕面高原スケート場
参加者:スカウト8名、DC1名、リーダー6名
ファミリー(小)1名 合計16名

 前日に1日中降っていた雨も回復し、寒波が少し緩んだ日曜の朝、集合場所の岸部南公園から箕面高原スケート場へと出発しました。

 箕面駅からスケート場までは徒歩で行きましたが、急な坂道と最後の100段以上もある階段は準備運動としては十分なものとなりました。
見晴らしの良い高原スケート場に着くと、いよいよスケーティングの開始です。

 自分達で靴を履き、注意事項を受けた後、スカウト達は次々とリンク内へ滑り出していきました。
リーダー達に教えてもらいながら一時間ほど滑った後、昼食をとり、担当組の実習課題を終えてからスケートの認定考査に入りました。各々、練習の成果がよく出ていて、今年はみんな中級以上を習得することができ、上々の出来ばえとなりました。

 2時頃まで存分に滑った後、実習課題でやった引きとけ結びでスケート靴を束ねて返し、お楽しみの温泉へと向かいました。
 温泉では、30分程かけて入浴しましたが、あがってきたスカウト達の顔は疲れもとれてホッカホカ状態。
さっぱりして気持ちよくなったところへ、おやつとジュースの嬉しい差し入れが出て、皆、満足気にくつろいでほおばっていました。

 3時半頃、温泉を後にしましたが、帰りはエレベーターを使ったのであっという間に箕面駅に到着しました。
そこでまたしても嬉しい差し入れが・・・。今日1日、お利口にして頑張ったご褒美にと揚げたての箕面名物もみじの天ぷらをいただくことができました。

 初めて口にするスカウト達もいて、「これ本物のもみじの葉っぱ?」「何で冬にもみじがあるの?」などと不思議そうにしながらも、「美味しい!」と言って、あっという間に食べてしまいました。

 帰りの電車は乗り継ぎもスムーズで、ほぼ予定通りに正雀に戻ることができ、無事解散することができました。
郊外で運動し、温泉であったまって、おいしいものを食べてと、スカウト達にとっては本当に充実した1日になったことと思います。

追伸:今回、スケーティングのプログラムを作成するにあたり、ファミリーの方々には色々な形で携わっていただき、ご協力いただきましたことを心より感謝いたします。
どうもありがとうございました。

2月11日社会見学
王子動物園
2月25日BP祭
万博公園




ボーイ隊活動報告

平成13年1月13日(土)〜14日(日)耐寒キャンプ
参加リーダー:3名 参加スカウト:7名  以上、ボーイ隊10名が行事参加
場所:高槻・塚脇付近
内容:「今年もボーイ隊の活動への御支援・御指導の程、宜しくお願い致します。」

新世紀初めの活動は耐寒キャンプ。土曜日の予想最高気温6℃という状態の中、ボーイ隊のスカウト達は集合した。まず、この一泊二日を乗り込めるための食料を買い込み、いざ出発!このときスカウトたちはこれから待ち受ける数々の困難を知る由も無かった…。

昼過ぎに到着し、昼食後に設営、リーダーサイトで目の前に転がっていた縛材や板でテーブルを作成したところ、各班とも上手く真似て、サイトにテーブルを作成していた。それから追跡記号の練習などをしたが、何をするにも寒さが気になった。待ちに待った夕飯は冬の定番「鍋!!!」。リーダーも含め各班とも夕飯に「鍋」を選んでいるところは日本の文化なのだろう…。二班とも「最高に旨かった!」と連呼していて、寒さを吹き飛ばす満面の笑顔だったのが印象的だった。

夜のプログラムは星座観測だったが、あいにくの雲模様のため観測は出来ず、星座についての話の後、夜の散歩がてら摂津峡の方にまで足を伸ばした。さすがに夜の川縁は寒く、ここで落ちたら…。
サイトに戻って、新世紀(今年)の抱負等を語り合い、普段より早めにテントにもぐった。

翌朝、早朝から鶏の声がし、「夏も冬もおかまいなしだなー」、なんて思いながら、テントから抜け出し、早速ランタンに明かりを灯した。竹やぶの中とあってあたり一面はまだ闇に包まれた静けさの中、鶏の声だけが騒がしくこだましていた…。

ランタンの灯りが無くても辺りが見渡せる頃になった頃、はるか遠くでスカウトの声が聞こえ初め、後から聞くと「6:00には目が覚めていた」とは言っていた。リーダーの朝食は前回のキャンプでも大好評だった「キムチ雑炊」と昨日の鍋の残りの酒粕鍋。一口食べる毎に身体中にエネルギーがみなぎって来るのが分かる。こんな素敵な朝食はこの寒さの中で寝た者にしか解らないだろう…。

一方、スカウトたちはエネルギー補給よりも手軽さを選択したので、朝食はパン。はっきり言ってそんな朝食ではエネルギーの確保以前の問題だと思う。
その後、リーダー側で余っていたキムチ雑炊などを食べ、エネルギーの補充をしていた。次回のキャンプではどんなメニューが見られるだろうか?

予定の時刻に点検と朝礼を済ませ、9:00から午前のプログラムを開始した。昨日、練習した追跡記号を実際に配置し、発見するというもので、配置する側と発見する側に分かれたが、初めは発見する方に人気があったが、実際に行ってみると、配置する方が楽しいということに気付き、いろんな追跡記号を配置するのに没頭していた。

今朝も竹の切り株に凍りが張っていたのを見て、寒さを改めて思い知らされたが、さらに徹営をする頃、竹やぶの外では雪が舞っていたのが、印象的だった。
帰る頃、バス停につきバスを待っている間、雪が吹雪となってスカウトたちを送り出した。よく、みんな夜を無事に乗り越えることが出来たなーと感心した。今回のキャンプに参加したメンバーは大きな自身になったのではないだろうか…?
実際、リーダー側が思っている程スカウトたちは軟ではなく、元気いっぱい野外で活動している姿を見ているとこちらまで元気が出てくる。これからの成長がよりいっそう楽しみになってきた…。

【次回予告】
2月3〜4日(土~日)
行事内容:夜間ハイク場所は未定です。
2月25日BP祭  万博公園


平成13年1月13日(土)
第3回ベースキャンプ at 鳥飼大橋のたもと

相当寒い。しかも雨だ。つくづく何が目的かを自問自答するキャンプ
設営をしっかりしなければ、風邪をひくだけで済まないかもしれないという思いから、集合時間をいつもより1時間早めた。
今回は、買い出しも食料だけで済んだので、現場に到着した時間は、いつもより2時間も早かった。
その分、まだ明るい中で設営ができる。基本的には、ブルーシートで屋根と壁をポールと張り綱で作る訳だが、阿出川隊長は、3方をふさいで、空気循環のために1方を開けておくのが良いとしたが、それでは寒さを防げない。どんなに頑張ってもブルーシートだから継ぎ目から空が拝める状態だ。で結局4方とも覆うことにした。

寒さ対策は、重要な課題で、卑怯とは思いながら、石油ストーブを持参した。(車を使うからこそなのだが・・・)
ストーブにあたりながら、「今頃ボーイ隊は・・・」と思うと無事を祈らずにはおれない。
幸い、いつもより風が弱い。しかも、南の風だ。設営もおおかた終わった頃、友達がやってきた。

このシリーズのキャンプでは、お客様が重要なテーマになりつつある。客様をかこんで時節に応じたトークを展開し、これからの抱負を語る。そんな展開が続いているのだが、今回は僕の感では一人も現れないのではないかと危惧していたので、前もって、友達に遊びに来るかと声をかけていたのだ。
「そなえよ、常に」の精神がこんなところにも息づいている。
2人やって来てくれた訳だが、一人は芦屋2団(元)とあと一人は「バス釣り名人」だ。バス釣り名人のほうは、ボーイ隊隊長の友岡君がいつも自慢するガソリンのストーブ(正式名は何というのかなあ)を持参。ついてすぐ湯を沸かし始めた。そして、火力の強さを自慢しはじめた。
これって、ほんとに強いとは思うけど、自慢したがるグッズなんだろうなあ。僕も買おうかなあ・・・(買ったら、やっぱり自慢してたりして・・・・)

体が温まるものは、何といっても鍋でしょう、ということで今回も鍋。ちゃんこ鍋にした。
石油ストーブと、暖かい鍋、そして4方を囲ったサイト。ほぼ、イメージ通りの環境だ。満足感だけが寒さを感じさせないのではない。

お腹も一杯になり、久しぶりにトランプをすることになった。小手調べに7ブリッジで幕開けとしたが、これがはまってしまい、延々4時間にわたってすることになってしまった。結局、これだけでお終い。終わった時は、ある種、放心状態で静かな時間が流れた。しかし、この静かな時間がいけなかった。
最初の命題、「このキャンプは何が目的か」をまた自問自答しはじめてしまった。
今回の結論は早かった。
「撤収」
号令一過、4人は深夜の堤防を膨大な量の資材を車まで運んだ。幸い雨はやんでいたが、火が落ちると深々と寒さが襲う。「許せ、ボーイ隊。津留は落ちました。生きて無事帰ってきてくれ。」


次回は2月。老体に無茶なキャンプは自重せよと、神の声が聞こえる。
・・・・考え中。
2月25日BP祭 万博公園


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