平成11年7月17日〜18日の1泊2日で恒例「スカウトカーニバル」が行われた。
今年も、ビーバーからベンチャーまでの縦割りによる班編成で、普段、接することの
少ない各隊スカウトの親睦を図った。

今回の目玉は、二日目に予定する大仕掛けの「メリーゴーランド」だ。
降雨確率80%!何とかもってくれ!
今年のスカウトカーニバルは、内容が盛りだくさんだ。その分、仕込みが大変。1週間前から
搬入し、当日も朝早くから準備にいそしんだ。

昨年はローバー隊が中心になって企画を実行したが、今年はベンチャー隊が実施する。
開会儀礼の中で、団委員長から、隊長・副長の任命が行われた。ここから本番の始まりだ。
まず最初は、夕食メニュー決定ゲーム。
夕食のメニューは、「フランクフルト」「やきそば」「焼き鳥」「うどん」
そして、「キャベツ丸ごとの肉詰めナポリタン風味」と決まっている。何を担当するかは、
テント早建て&美しく&協力の総合評価で順位を決め、好きなものを選択してもらう。

ビーバーとカブが班員の中心、しかも、ボーイも普段はドームテントばっかりだ。
競技は、支柱二本のものと、三本のものの家型テント。苦戦を強いられる。
やがて、どうにかこうにかテント設営完了。それぞれ調理にとりかかった。

団から、「炊き込み御飯」、リーダー担当で「鳥のから揚げ」が追加され、品数も豊富。
バイキング方式で、それぞれの料理を食べ歩く。
どの料理もよく出来ている。とても美味だ。

お腹も一杯になった頃、キャンプファイヤーがはじまった。
火の神様が4人のスカウトに火を授け、おごそかに点火。
シンプルだが、いい雰囲気だ。
カブ隊隊長がマスターになり、歌やゲームが繰り広げられる。
声だしゲームでは、大合唱となった。元気一杯だ。

ファイヤーの後は、プールとドラム缶温泉で汗を流す。
夜のプールなんて経験ないだろう。短い時間だったが、おおはしゃぎだ。
幼稚園後のプールなので、水深は腰程もないのだが、
もちろん泳ぐのが目的ではないので十分だ。
水のかけあいの後は、温泉の素を入れたドラム缶温泉。
朝から、準備していたやつだ。なかなか好評。
温泉の香りがあたりに漂う。ほんとに温泉みたいな匂いだ。

1日目のプログラムは、無事終了。しかし、夜中になって、心配した通り雨が降りはじめた。
二日目は、宝探しとメリーゴーランド。どちらも雨に降られたら辛い。
そして、やっぱり雨。ただ、大降りではない。予定通り決行することにした。
宝探しはタイムレースだ。最初に地図と第1ポイントの場所が書かれた指示書が渡された。
指示された場所に行って、第2ポイントの場所が書かれた指示書を探す。
1班当り、全部で4箇所のポイントが用意された。
どの班も同じポイントはないので、相当な数の指示書が設置されたことになる。
ご苦労さん。

早い班は、1時間4分で帰ってきた。但し、「お助け袋」(次のポイントの場所が書いてある)を
開けたら減点だ。1箇所も開けなかった班が二班あった。1位には、この開けなかった班の内
時間の早かった班が選ばれた。

お昼ご飯は、「そうめん流し」だ。たいそう珍しいらしい。
いつものことだが、お腹いっぱいになっても、その場を去りがたく、そうめんをせき止めては
流し、せき止めては流し…。次の人に場所を譲ってあげようね。
午後から、いよいよメリーゴーランドだ。今後、このノウハウを吹田二団の伝統とする事は
もう既に決定している。が、製作はなかなか大変だ。

午前中から、製作班は汗水たらしてがんばった。そのかいあって、雨もほとんどやんでくれた。
バンセンと荒縄だけで組上げて行く。
試運転を兼ね、リーダーが何度も試乗。1本の支柱に4脚の乗り場を作り、手で支柱にぐるぐると
巻きつけて放すわけだが、はじめゆっくり回り始め、後半は遠心力がぐんぐん付いてきて、
大人でも、体が後ろへのけぞってしまう。
乗り手の年令と体力を考えて、巻く回数を調節しないと振り落とされてしまう。
実際、乗せている足が恐怖のせいか、下ろしてしまうスカウトが出る。
地面に足がついたら骨折の危険性もある。周りのリーダーから「足上げろ」の声が飛び交う。
スカウトの顔はひきつっている。
しかし、終わって降りてきたスカウトは一変に顔が変わって、喜びと興奮の顔になる。
この頃合が難しい。恐怖が勝っても、安全が勝っても、わくわくしない。
幸い、怪我人は無く、大成功!おめでとう!
二日間の盛りだくさんな「スカウトカーニバル’99」も無事終了。
今回の企画の中心となったベンチャー隊員の「隊長」「副長」がめでたく解任され原隊に戻った。
ほんとに、ご苦労様。
弥栄!