平成13年 個人プロジェクト
PC自作 4/8(日)

一つの夢がある。「ベンチャー隊の連絡網をメールで完結させたい」というものだ。
昨年から始めた。昨年は2名のスカウトが自作でパソコンをくんだ。今年は5人上進したが、今日、自作したのはその中の1人だ。
ゆくゆくは、自作かどうかは別にして、メールまでこぎ着きたいものだ。
1年前に自作したときより、PCのスペックが同じくらいの値段でも上がっている。日本橋の「パソコン工房」でパーツを調達した。
本人の希望で、ディスプレイは液晶を選択。その分価格は高くなったが、一頃よりTFT15インチの値段もこなれて来たという感じだ。

CPUの選択で、AMD社のDuron800Mを選択した。コストパフォーマンスに優れている。メモリは128M、ハードディスク30G、ビデオにGeforce2MXを採用。それにCD-R/RWを搭載。
CD作成、3Dゲームをも楽々こなす基本性能。使いこなせるか佐々木君!がんばれ!「このスペックじゃできません」と言うようになる頃には、君はりっぱなウインドウズパソコン使いになっているはずだ。

組み立てているときに、難儀したのは、異様にCPUファンの取り付けが堅かったことと、CD−RやFD、HDDのベイへのマウント方法が見たことのないタイプだったので、しばしパズル状態に落ちいってしまった事。
特にマウント方法は訳が分からなかった。取説もない。
試行錯誤のすえ、最後に「カチッ」と音がして正常に収まった時は、2人して思わず「オー!」と言ってしまった。
結局、このケースのマウントはネジを使わないで、取り付けられる最新式?のものであった。ちょっと感動。

マザーにメモリの取り付けを何回か実施。自力で増設出来るように、力の入れ具合をつかんでもらった。
いよいよ、マザーを本体に取り付け、パワーサプライから、各デバイスに配電。IDEケーブルの取り付け。順調に作業が進む。

そして、組み立て終了。
記念すべき電源投入を所有者に行ってもらう。テープカットの趣だ。
「さあ、どうぞ。これを押して」指で指し示す。そしてON
。・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・、動かない・・・・・・!!
「あれ」
落ち着いた態度であちこち点検したが、ミスはない。佐々木君に動揺が感じられる。僕も少し焦る。
で、写真を見ればわかるように、前面カバーもはずしての作業だったのだが、よく確認すると、僕が押せといったのは、リセットボタンだった。カバーがないので間違えたことに気づき、やっと事なきを得た。ウィーンというあの騒音があたりに鳴り響く。この瞬間だけは許す。大きな音も、このときばかりは頼もしく感じたのだから・・・。

接続した機器は、調子よく動作しているようだ。
早速OSのインストールだ。今回はMeにした。
通常通りに作業は完了。一応これで、パソコンとなった。
続いて、各アプリケーションのインストール。これも無事に作業が進む。そのときふと気づいた。静かなのだ。いや、さっき許したファンの音はするが、そうWAVファイルがなっていない。さっきから何回か再起動しているのに、起動の時鳴るあのWAV音を聞いていないことに気づいたのだ。

サウンドカードは今回は予算の関係もあり、ONボードですましている。認識しないはずがないのに鳴らない。

システムをのぞいてみると、!。オーディオに不明なディバイスときたものだ。「なんじゃ、こりゃ」
仕方ないので、ドライバインストール。どこにある?ONボードやから、マザーのCD-ROMかなとあたりをつけて見てみると、はたしてそこにあった。それを無理矢理ドライバ更新してインストール。これで完璧。と思いきや、事態は何も変わらない。再び、途方にくれた。そのとき心の中で「サウンドカード買ってきてプレゼントしようかな」などと考えながら再起動をかけた。すると、あの音が鳴り響いた。そう、設定後は再起動が必要だったのね。
なんか、納得出来ないけど、よかったよかった。

とにかく完成。りっぱなパソコンがここに誕生しました。名前をつけないとね。
最後に、CD−Rの使い方を実際に1枚焼きながら練習。彼には、今日の製作についてレポートを書くように宿題をだして、本日の行事、すべて完了。

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