2004年7月度ボーイ隊 隊行事
「くまスカウト歓迎キャンプ」

参加スカウト:ボーイ隊8名 ベンチャー隊1名 くまスカウト4名
参加リーダー:ボーイ隊   友岡隊長 岩橋副長
   ベンチャー隊 津留隊長
   月の輪隊   佐藤隊長 矢野副長
合 計 : 18名
活動場所  :兵庫県神戸市北区道場付近

[内 容]
今回のボーイ隊の行事は「山あり」、「川あり」、「岩あり」という具合で、非常にハードな内容になり、スカウトにとっては良い経験になったのではないでしょうか。
くまスカウトにとってはちょっとしんどい、と思ったところもあったかもしれないが・・・。
 
キャンプ初日、コブラ班は大阪連盟主催のスカウトラリーに参加するので、午後からの合流で、ふくろう班と月の輪隊は万代で食材の買い物を行い、キャンプ地へ向かった。
今回は兵庫県三田市の手前、「道場」という駅で降りてから30分ほど歩いた所で、ボーイ隊にとってはいつものことだが、キャンプ場ではなく、単なる山の中。
今回は近くに水道とトイレが利用できる場所でしたので、何かと便利な場所だった。
 
キャンプサイトを作成するのに、まずは草を刈って設営後に早速ハイキングに出掛けたが、登山というほどでもないが、ハイキングと呼ぶには少しハードな山登りだった。
頂上からは多少の雲があったものの目の前には「百丈岩」(ロッククライミングのメッカ、大きく切り立った絶壁)が広がる大パノラマで絶景を堪能することが出来た。

夜は小さな焚き火を囲んで、スカウト活動に寄せる想いなどを語った後にゲームなどをして楽しんだ。


翌朝は昨晩かなり遅くまで起きていたにも関わらず、朝から手際よく朝食の準備などを行い、点検、朝礼にも余裕を持って臨むことが出来た。
午前のプログラムとしてまずは国旗の掲揚の方法等について練習を行い、次に沢登りにチャレンジした。
沢登りといっても川遊びと沢登りの中間程度のプログラムで、それほど難しいものではなかったが、それぞれのスカウトにとっては多かれ少なかれ何かしらのチャレンジを行うのには適したプログラムだと感じた。
川といっても足だけの深さのところもあれば、3〜4mほど深いところもあった。
たいていは腰までつかるところは無かったが、深いところでは岩場の上から飛込みが出来るほどの深さで、多くのスカウトが飛び込んだりして、遊んだ。ただ、この飛び込みも初めの1回目は非常に勇気がいるもので、その1回目を飛ぶことが出来たスカウトはその後何度も飛び込みを繰り返ししていた。

途中、まったく足がつかない箇所があり、そういった場面では、一つだけあった浮き輪をうまく利用して渡ったり、先輩スカウトが後輩スカウトをサポートしながら渡ったりしている姿を見ることが出来た。

 

 

 

午後からはロッククライミングにチャレンジし、みんなロッククライミングの経験は無かったので、10mほどの崖を上るのに非常に勇気のいる行為だったが、見ていると登るのは以外にみんな早く登ることが出来ていた。

降りるときにはロープを信じて体重をかけて画崖に垂直に立つ具合で降りることが出来たスカウトは意外と早く降りることが出来たが、なかなかロープを信じきる、というのが難しく、信じきることが出来なかったスカウトはそれぞれが自分なりに工夫して降りていた。
また登る前の目標到達地点は途中でも、結局は最後まで登っていたのが見ていて嬉しかった。

 

 

今回は大きなプログラムを3つも盛り込んで、月の輪隊と合同でプログラムを実施することになり、初日は月の輪隊のスカウトも参加した班行動には慣れていない様子もあったが、2日目にはだいぶ慣れてきていたようだった。

2日目は特に各自に「チャレンジ」というキーワードを朝礼で述べて、スカウトに促したのだが、それぞれのスカウトが各自自分なりのチャレンジを試みることが出来たのではないかと思う。