平成11年8月 隊行事

OSCAP-J'99 8月4日〜8日

今月のボーイ隊の行事は大阪連盟50周年記念キャンポリーに参加した。
昨年9月に上進したスカウトにとって4泊5日というのは初めての長期キャンプで、
ちょっと厳しいかもしれなかったが、隊長の私が思ってたほどの心配はなかったようだ。

 

 今回のキャンプは単に合同野営集会に参加というだけでなく、韓国スカウト2名をホームステイで受け入れる為、
OSCAP期間中はボーイ隊で一緒に過ごすことになり、その為に簡単な韓国語の会話集をコピーして渡そうとしたら、
なんとスカウトの中に韓国語の会話集を買ってきたというスカウトがいて、
韓国スカウトを受け入れる準備はスカウトのほうが一枚上手だったようだ。


OSCAP会場に着き、昼食を済ますと早速設営に取り掛かった。
辺りは直射日光が丁度良い具合に遮られる程の木々に囲まれ、キャンプ地としては最高に良い場所だった。
 テントなどの設営を済まし食器乾燥機らしき(?)棚を作成中に韓国のスカウト2名がサイトに到着し、
簡単に自己紹介を済まし、とりあえず作業を続けていると
韓国のスカウトがしきりに「何か手伝うことはないか」というので作業を手伝ってもらうことにした。
2人の名前はクァク君にウー君、もう、彼らはお客さんではなく、同じ隊のメンバーだ。



 到着したその日の夜にOSCAP-'99の開会式があったが、獅子舞や大太鼓に始まり、
挙句の果て空からパラグライダーで舞い降りてきたり、
モトクロスがOSCAPの聖火を持ってきたり、なかなか派手な演出だ。

 

 2団の選択プログラムはまず、皮のチーフリングを作成し、みんな各々好きな色にペインティングをした。



午後からはパイオニアリングに挑戦しようとしたが、その前にスーパーに昼食を買いに行くと、
すでに目当ての食材は無く、どうしようかと悩んだ挙句、
仕方なしにチャーハンを作りなんとか有り合わせで間に合わした。
そんなこともあり13:00から始まるはずのパイオニアリング会場に到着したのは14:00前後。
すでに他隊ではもうそこそこまで仕上がってるのに2団は一時間遅れでスタート。
 昨日丁度、角縛りで食器棚を作っていたのでロープ結びはしっかりできていたが、
なにぶん始めた時間も遅かった為、未完成に終わってしまった。



 2日目の夜は2SC主催の「WellcomeParty」に参加したが、
本来外国スカウトに日本の遊びを楽しんでもらうのが主旨だったが、
2団のスカウトたちはサッカーを始めだし、いつのまにか各国スカウトや他団のスカウトを交えての
国際試合に発展してしまっていた。

 気が付くとビンゴが始まっていて、賞品にテントなどをもらっている団もあったのに
2団のスカウトは「うちわ」を2つ手に入れただけだった。

 3日目の午前はバスに乗ってハイキングに出かけた。
森林浴程度のコースだったらしいがスカウトの評判は好評。
ただよくよく聞いてみると単にバスガイドのお姉さんが可愛かった、とのことだった・・・。
クァク君はちゃっかりと写真をとっているらしく、みんなに羨ましがられていた。
2団のスカウトはその辺の行動力がまだまだ弱いようだ。

 今回のOSCAPでは、スーパーマーケット方式という形式で食材などは各隊が自由に購入することができたので、
特に節約もせずにその通貨「オスカ」を使っていたのだが、かなり余ってしまう事に気付いた。
2日目などはお茶なども沸かしていたのを止め、購入し始めたがそれでも使い切れないほどだった。
そこで丁度4日目の午後は選択プログラムが入ってなかったのでお土産などの買いものや場内探索にあてた。

   

 閉会式の後、サイトに戻り各々明日の出発の準備を済ますと、
ウー君とクァク君を囲んでOSCAP最後の夜を楽しんでいるスカウトや
何故か進級課目を見てほしいというスカウトがいたりと、
みんな普段なら消灯時間であるはずの22:00を過ぎても寝る気配は一切無かった。
本来なら消灯を促すところなんだが、
せっかく韓国からきた二人を囲み良いフインキなので何も言わないことにした。
同じグループの吹田9団のサイトでも何やら盛り上がっていてかなり遅くまで騒いでいた。
 気が付くとその周辺で騒いでいたのは2団と9団だけだった。



 撤営も無事に終え、吹田に戻ってきた。
韓国のスカウトはそのままスカウトの家に行き、ホームステイが始まった。
今回のOSCAPで韓国のスカウトを2名受け入れ、
2団のスカウトにとって本当に良い刺激になり、彼らのこれからのスカウティング、
そして人生にに大きくプラスの影響を与えることになったのは、大きな成果だった。

OSCAP-J'99関連ホームページ

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