本年度は、平成10年11月21日の午後9時から22日朝にかけて
淀川東側の河川敷沿いに行われた。
地元吹田市は正雀に午後９時集合。
スタート地点となる枚方市樟葉（くずは）に向かって出発だ。
阪急京都線で南茨木、モノレールで門真、京阪で樟葉。
鉄道を使って樟葉に降り立った。
今回は、道が平坦なので、歩行ラリー形式で夜間ハイクを実施した。
スタート時点で、指示速度が与えられ、チェックがかかるまでその速度で歩く。
チェックポイントで時間を記録し、次の区間の指示速度を聞き、次のポイントまで歩く。
事前に距離を測って計算した所要時間との誤差１分について、１点の減点方式で得点を競った。
各班毎に指示速度を変えて与える。追い越したり、追い抜かれたりする中、
互いに影響を受けて、速度感が混乱する。
その中で最も得点をかせいだ班が優秀班となる。
スタートは５分おきに出発だが、全行程の所要時間は各班皆同じになる様に設定してある。
前半戦を終え、休息地点に到着。
そこで、持参のカップラーメンを食べた。
早くもグロッキーか、横になるスカウト。まだまだ先は長いのだが・・・
各班に、前半戦の結果を発表。後半戦に向けて勝つ為の作戦を立てさせる。
また、９月仮入隊したスカウトが、この場で誓いをたてた。
同時に、９月１０月の活動で初級章課目を全て終了したので
初級スカウトに進級。おめでとう！
そして、後半戦再開。
結果は作戦が効を奏したのか、各班とも前半線より誤差が大幅に縮んだ。
優秀班は、今回も「コブラ班」の頭上に輝いた。
ラリーも終了し、仮眠をとる。が、わずかな時間だ。
疲れきったのかフライもかけず、靴も外にほりだしたまま。
「とにかく寝せてくれ」といわんばかりのテント外観。なさけない・・・
ボーイ隊長の友岡君は、マイペース。この人にテント不要。
シュラフひとつでどこでもＯＫの図。
ゴールまであと僅か。
ようやく日も昇った。日の出は６時２０分ごろだった。
ゴールでは、サポート隊から「ぜんざい」をご馳走していただいた。
ほっとするスカウト。格別な味。
最後にスカウトより多く集まって頂いたサポーターの皆さんに感謝のお礼を
申し上げて、今年の夜間ハイクも無事終了した。
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