夜間ハイク「北斗の道」

平成9年11月の隊行事は、恒例の夜間ハイクだ。
今回は、昨年とルートを変えた。
滝で有名な「箕面」を出発地点に、その奥にある「勝尾寺」、
そして、山を越えて「北千里公園」、「万博外周」を経て帰ってくる全長24kmだ。



今回のプロジェクト「北斗の道」の銘々は、ルートを地図でマーカーしていたとき、その形が実に「北斗七星」とそっくりだったので銘々した。
出発地点の阪急「箕面」駅に電車で向かう。午後10時20分、さあ、いよいよ出発!


「箕面の滝」に行く自動車道路は、夜間通行止めとなっている。元気過ぎる若者の交通事故が多発するからだ。
それでも、どこからか侵入してくる車が結構多い。
今回のプロジェクトでの危険個所は、コース上のポイントでは無く、コースを利用するこれらの車両だった。
それで、身の安全確保の目的のため、「反射たすき」を購入。各自着用した。
効果は絶大!写真でもわかるように、フラッシュの光に見事に反応している。


全行程のはじめ3分の1は、登りばかり、中の3分の1は下りばかり、残りは平坦な道と、はっきり別れている。
登りがきついだろうなと思っていたが、下りの方が足の負担は大きかった。
登りつめたところにある「勝尾寺」の駐車場奥にある「ウイングハウス」で休息&仮眠をとった。
今年もサポーターの方々に、ここで夜食を用意していただいた。

ありがたい!



ドームテントの設営を完了したところから夜食をいただいた。しかし、食べた量は夜食ではない。
腹いっぱいになっってしまった。満足満足。
深夜2時ともなると、風もあったため、かなり冷えてくる。11月も下旬の山の中だから当たり前といえば当たり前だ。



途中、「北千里公園」で2回目の休憩をとって、さあ、ラストスパート。
筆者は、このあたりが一番きつかった。眠気と足の痛みが交互にくる。
ついつい、早くゴールしたいせいかハイペースになってしまう。振り向くと最後尾が全く見えないことがしばしば。
なんども、待つことしばし。

予定より30分遅れで、怪我人なく無事ゴール。
ここで、サポート隊から、「ぜんざい」をごちそうしてもらった。
出発からゴールまで、完全サポートほんとにありがとう。!

そしてスカウト諸君、最後まで愚痴ひとつ言わずがんばって、ご苦労さん。
またひとつ、たくましくなったね。

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