10月の隊行事−その2


「カブ仲間」永遠に不滅です

吹田2団発隊4年目の昭和41年、10月の隊行事でのサイクリング中に、当時くまスカウトの「上小沢敏秀」君が、ダンプカー交差点左折の際に巻き込まれて死亡しました。


その時の隊長は、強く責任を感じご両親に、カブ隊をやめる旨を伝えました。
この時、隊長は、「息子をかえせ」と罵られるであろうことを覚悟していました。しかし、ご両親が隊長に言った言葉は、「息子はスカウトになっていろんな事を経験し、スカウト活動をほんとに楽しみにしていました。隊長がここで、やめるということは、今のスカウトそして、これからスカウトになる子供たちから、息子が楽しみにしていたこの活動をうばうことになります。そんなことを求めてはいません。隊長はこれからも隊長として、続けていって欲しい。」といわれたそうです。

そう言われた時、それまで堪えに堪えていた涙があふれ出し、ご両親の前で大泣きされたと聞きます。


_ _

それ以後、吹田2団はこの隊長のもと、営々と歴史を重ねてまいりました。現在もこの隊長は吹田2団の相談役としてご活躍されています。

そして、今年、吹田2団の絆となっている、故「上小沢敏秀」君を偲んで、30年忌追悼式を、団行事として20日に取り行ないました。

この日は、故上小沢君のご両親、ご家族をはじめ、当時の団関係者も多数ご出席いただき、カブ隊スカウトもご遺影の前に榊を捧げさせていだだきました。


自作空缶コンロでラーメンを食べよう!

自分の力で、湯を沸かさないとラーメンが食べられない!うさぎからくまスカウトまで、みんながもくもくと燃料の牛乳パックや割り箸をくべる。少しよそ見をしていると、火はすぐ消えてしまう。真剣にならざるを得ない。

「下から空気が入る穴をあける」「灰がたまって空気が通らなくならないように、スノコを取り付ける」「空気が上へ抜けるように切り込みを入れる」-------- こんな小さなコンロでも、かまど作りの極意が身をもって体験できます。


ろうマッチを作ろう!

_ _

以前、牛乳パックの中にホットドッグを入れて、燃やして食べた事がありましたが、この時「自分で燃やしてごらん」とマッチを与えたところ、ありゃりゃ、今時の子供はマッチのすりかたを知らない。火がついても、軸に燃えうつらせることを知らないので、すぐ消えてしまい、山のように燃えかすをつくってしまうスカウトがいる。

「火の用心」の行き届いた教育の賜。そういえば、我が家にはマッチがない。

というわけで、単にマッチのつけかたを練習してもつまらないので、防水マッチを作って、水に濡らしても火がつく事を体験しました。(つかないマッチもありましたが−−−−−。)


ロープ結び

_ _

うさぎ・しか・くまに分かれて、それぞれの修得科目の履修。定番ですな。


HOME_side CUB_side BEAVER_side VENTURE_side
BOY_side 中南米旅日記 DAN_side


ご意見・お便り tsudome@sutv.zaq.ne.jp メールヨロシク!